ロケットナウもUber Eatsも、軽自動車で配達できます。ただし自転車やバイクと違って、黒ナンバーの手続きと、ガソリン・保険の経費がかかります。始める前に「手続き」「経費を引いた時給」「どっちを選ぶか」の3つを整理しました。
書いている人:福岡で軽貨物の事業をしながら、今も軽バンで配達している現役ドライバーです。
01 / 手続き
リース車やローン中の車は、黒ナンバーにする前に名義人(リース会社など)の承諾が必要です。
出典:Uber「軽自動車での配達登録」、freee「黒ナンバーの取得方法」(いずれも2026年10月15日確認)。手続きは運輸支局ごとに細かい違いがあるので、管轄の支局に確認してください。
02 / お金
軽自動車は、自転車やバイクよりガソリン代と保険料が重くなります。売上の時給だけで判断すると、思ったより手元に残りません。自分の数字を入れて試算してください。
初期値は計算例で、実績ではありません。売上は時間帯・エリア・天候で大きく変わります。税金と国民健康保険は含んでいません。
運営者のおすすめは早朝の5〜8時です。夜中から早朝は道路に車が少なく、駐停車や渋滞のストレスがほとんどありません。軽バンの弱点である「街中の混雑」を避けられる時間帯です。
運営者本人の稼働実績にもとづく目安です。エリア・曜日・天候・キャンペーンで変わります。上の計算機の初期値(売上1,800円/時)はこの範囲の中間です。
03 / 選び方
| 比べるポイント | ロケットナウ | Uber Eats |
|---|---|---|
| 対応エリア | 46都道府県・420市区町村(2026年9月時点、福井を除く) | 全国の主要都市 |
| 軽自動車での登録 | 可(車検証・任意保険などの追加書類が必要) | 可(黒ナンバー・事業用保険が必要) |
| 新規登録者の特典 | 紹介コード利用で初回配達後にボーナス。期間限定の配達ミッションあり | 紹介条件と金額は都市ごとにアプリで表示 |
| サービスの歴史 | 新しく、情報や相場がまだ少ない | 長く、情報が多い |
| 運営者の体感(福岡・軽バン) | ピーク時以外は鳴りが良くない。Uberと同時に立ち上げておくと、全体の売上を上げやすい | 24時間、好きな時間に稼働できる。副業でも本業でも売上を見込みやすい |
稼働時間を自由に組めるUberをメインにして、ロケットナウも同時に立ち上げておくと、ピーク時の取りこぼしを減らせます。ロケットナウだけだと、ピーク以外の時間帯は待ちが長くなりがちです。
掛け持ちはどちらも業務委託なので可能です。同時に注文を受ける場合は、各社の規約と配達時間に無理がないかを確認してください。
04 / 登録
ロケットナウは紹介リンクから登録すると、条件を満たしたあとに登録者側にも特典がつきます。金額と条件は時期とエリアで変わるので、登録前にアプリの表示を確認してください。
Uber Eatsは公式サイトから登録できます(このリンクは紹介リンクではありません)。軽自動車の場合は、先に黒ナンバーと事業用保険を用意しておくと登録がスムーズです。
05 / よくある質問
できません。お金をもらって荷物を運ぶには、届出をして黒ナンバーにする必要があります。
届出は無料、ナンバー代が1,500円前後です。新規の人は安全管理者講習の受講料もかかります。代行を使う場合は別途費用がかかります。
2022年10月以降は、改造なしで軽乗用車も使えます。届出と黒ナンバー化、事業用保険が必要な点は同じです。
業務委託の個人事業主になるので、所得が一定額を超えると必要です。ガソリン代や保険料は経費になるので、レシートと走行記録を残しておきましょう。
どちらも業務委託なので登録できます。稼働エリアと時間帯で鳴りやすさが違うので、両方を試して比べる人もいます。